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「母船〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

母船の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
あめんちあ」より 著者:富ノ沢麟太郎
して、町の方へ走った。 娘等は戸口を去った。 夜は影をひいてひしめき合った。母船を離れた大小のボートは、陸を目がけて夜光虫のように這《は》い寄った。「金貨の....
恐竜島」より 著者:海野十三
たにきまっているよ。こんな小さな島で、行方不明もないじゃないか。それにわれわれは母船《ぼせん》を失った。あのとおり親船《おやぶね》のシー・タイガ号はまっぷたつに....
海豚と河豚」より 著者:佐藤垢石
。瓦斯ビル裏の鯨料理は感服しない。 キャッチャーボートは、この月末に南極の海へ母船と共に、巨鯨を狙って出発するという。その船長連が二、三日前東京へきて会食した....