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「毎冬〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

毎冬の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
八十)。三五〇巻に、 〈『魏書《ぎしょ》』いわく、青海周囲千余里、海内小山あり、毎冬氷合の後、良牧馬を以てこの山に置き、来春に至りこれを収む、馬皆孕むあり、生ま....
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
信ぜらるる余地があった。 四月の後半に、オリヴィエは流行性感冒にかかった。彼は毎冬たいてい同じ時期にそれにかかって、古い気管支炎を再発するのだった。クリストフ....
自力更生より自然力更生へ」より 著者:三沢勝衛
承知のように、豌豆は連作のきかない作物であるにもかかわらず、あそこの赤土が、その毎冬、毎日のように、そこの斜面にできる霜柱によってざらざらと崩れ、そこの畑へ新し....
」より 著者:中谷宇吉郎
象は美しいことばかりのようである。 三 このようにして札幌と十勝岳の中腹とで、毎冬雪の結晶の写真を撮って来たのが、段々溜って、約三千枚位の蒐集《しゅうしゅう》....