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毒蛇の口
「毒蛇の口〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
毒蛇の口の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
す。しかるにその前を、一応の挨拶だけで平気で子供を連れて通り抜けようとするのは、
毒蛇の口へ身を運び入れるのと同様の振舞なのであります。 しかも母の方は女のこと....
「ながうた勧進帳」より 著者:酒井嘉七
忠に密かに涙し、疑い晴れた、いざお通りめされと一同を通してやる。 義経主従は、
毒蛇の口を逃れた思いで、ほっと、息をするが、弁慶は敵を欺く計略とはいえ、主君を打....