比叡颪[語句情報] » 比叡颪

「比叡颪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

比叡颪の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
佐幕党でもない、近藤、土方のような壮快な意気組みがあってでもない……大津を立って比叡颪《ひえいおろし》が軽く面《かお》を撫でる時、竜之助は、旅の憂《う》さをすっ....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
江の湖水では矢走《やばせ》の渡しがあるが、これを渡ることは禁ぜられていた。それは比叡颪《ひえいおろし》の危険を慮かってのことであった。私どもも勢田《せた》の長橋....