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「比論〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

比論の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
が、それさえ実はそうではない。経験的意識でないからと云って、夫が個人的意識からの比論や拡大であることを妨げない。こうした先天的な意識の概念は、個人的意識から単に....
哲学入門」より 著者:三木清
な条件である。そこで真理とは本来知識の真理をいい、存在の真理は知識の真理に従って比論的に名付けられるに過ぎないと考えることができる。知識は主体と客体との関係のう....
学生と教養」より 著者:倉田百三
ところに発する不安と当惑とがあるのである。 これに対してリップスはいう。一つの比論をとれば、物理的真理において、真理そのものを万物の真相は如何という意味にとれ....
カントと現代の科学」より 著者:戸坂潤
警戒するものはカントの時間及び空間の表象の思想でなければならぬ。 カントは第二比論に於て「継起する(存在し始める)ものは総て、それが或る規則に従って結果する処....