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「比較言語学〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

比較言語学の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
伸子」より 著者:宮本百合子
失礼して私から申上げます」 彼は、佃《つくだ》一郎という姓名であった。C大学で比較言語学を専攻し、古代の印度、イラニアン語をやっているのだそうだ。国は裏日本で....
比較言語学における統計的研究法の可能性について」より 著者:寺田寅彦
ばらくこれ以上に立ち入らない事にする。 要するにこれは、表題にも掲げたとおり、比較言語学上における統計学的研究の可能性を暗示するための一つの試みに過ぎないので....
火山の名について」より 著者:寺田寅彦
るのはあまりにおかしい考えである。これについてはどうか私が先年「思想」に出した「比較言語学における統計的研究法の可能性について」を参照されたい。 また言語学者....
科学論」より 著者:戸坂潤
夫々の同時代の文書及び一般文化の解釈法にまで転化した(他方の系統としては近代的な比較言語学として発達するが)。 こうなる時、この解釈法が解釈学という文化乃至精....
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
於ては直ちに古典芸術の理解や歴史記述の問題に連続するのであるが、それは彼の一種の比較言語学が同時に文献学の意義を有っていたからこそ出来たことだ。 処がフンボル....
墓地展望亭」より 著者:久生十蘭
へおいでになった方が手ッ取り早いようですね。マナイールの国立図書館には、近東語の比較言語学のいい著述がたくさんありますから、巴里などでなさる半分の労力ですむわけ....
日記」より 著者:宮本百合子
それも狭い日本の現代の生活と云うものに功利的であるかと云その事が驚かれる。私なら比較言語学は、言語学のために必要でありその結果は学のために重大である、と云うこと....
神代史の研究法」より 著者:津田左右吉
有たぬ場合には、それを推知するには明に科学的方法が具わっている。即ち比較解剖学・比較言語学上の研究を主とし、それを補うにその民族に特殊なる生活上の根本条件、民族....