毘盧遮那仏[語句情報] » 毘盧遮那仏

「毘盧遮那仏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

毘盧遮那仏の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
猿飛佐助」より 著者:織田作之助
謀があるとは、知らぬが仏の奈良の都へ、一足飛びに飛んだ佐助は、その夜は大仏殿の大毘盧遮那仏の掌の上で夜を明かした。 「天下広しといえども、大仏の掌で夜を明かした....
私本太平記」より 著者:吉川英治
絶していた。――亀山、嵐山、大堰川をとりいれて、――その中心に祇園精舎にならった毘盧遮那仏の本堂をすえ、塔、楼閣、講堂、山門、七十七の寮舎、八十四|間の外廊、鐘....
四つの都」より 著者:織田作之助
て来ようと思うんです、今度の仕事の事で」 一四 東大寺大仏殿。 五丈三尺五寸の大毘盧遮那仏。 庄平大仏を見上げている。眼鏡をとって再び見上げる。 一五 大仏殿の....