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「毛付け〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

毛付けの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
するあつい空気の中で、上り下りの諸大名の通行もある。月の末には毎年福島の方に立つ毛付け(馬市)も近づき、各村の駒改めということも新たに開始された。当時幕府に勢力....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
た。宿役人一同の寄り合いのことで小使いはその打ち合わせに来たのだ。 街道には、毛付け(木曾福島に立つ馬市)から帰って来る百姓、木曾駒をひき連れた博労なぞが笠と....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
居を預かって来た士族出の大番頭たちは彼がいきなりの帰参を肯じない。毎年福島に立つ毛付け(馬市)のために用意する製薬の心づかいは言うまでもなく、西は美濃尾張から北....