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毛穎
「毛穎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
毛穎の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「野分」より 著者:夏目漱石
も許さずと誓って紙に向う。誠は指頭《しとう》より迸《ほとばし》って、尖《とが》る
毛穎《もうえい》の端《たん》に紙を焼く熱気あるがごとき心地にて句を綴《つづ》る。....
「漱石氏と私」より 著者:高浜虚子
候。もしやりとげればそれこそ冗長魯鈍に候。近来一向に御意得ず。たまたま机上清閑|
毛穎子を弄するに堪えたり。因って数言をつらねて寸楮を置き二階に呈す。艸々。 ....