毛綱[語句情報] » 毛綱

「毛綱〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

毛綱の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
風流仏」より 著者:幸田露伴
末を気遣い、女房うるさく異見すれば、何の女の知らぬ事、ぴんからきりまで心得て穴熊毛綱の手品にかゝる我ならねば負くる計りの者にはあらずと駈出して三日帰らず、四日帰....
飛騨の怪談」より 著者:岡本綺堂
今までは些とも眼に注かなかったが、綱は人間の髪毛に因て固く編まれたもので、所謂「毛綱」の類であった。其の一端は穴の降口とも思しき処の岩角に結び付けられて、他の端....
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
沈んでしまい、今に此処に其の陣鐘が沈没致して水中に存して居るそうで、黄門光圀卿が毛綱でこれを引揚げようとしたが揚らなかったという、鐘ヶ淵と唱える処だ、或は豊島刑....