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毛羽
「毛羽〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
毛羽の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新版 放浪記」より 著者:林芙美子
すり》。袂《たもと》はよれよれでござんす。帯は赤と白のナッセンのメリンス。洗うと
毛羽だってむくむくと溶けてしまいそうな安物。足袋と下駄は英子さんに大阪の梅田駅で....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
が持ち渡った奇物の内、五色鼠は白鼠を染めたる物なりといい、『香祖筆記』七に、鳥獣
毛羽の奇なる物とて黄鳥、花馬、朱毛虎、山水豹とともに朱沙鼠を挙げ、タヴェルニエー....
「手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
ないでしょうか。即ち紙子の一種で秘伝として蒟蒻粉を入れて漉きます。これで紙が全く
毛羽立たなくなり、水にも強くなってある程度まで洗濯がききます。これを揉紙にし柔く....