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毬杖
「毬杖〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
毬杖の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ぶ。古人椎を以て鬼を逐《お》うといえば、辟邪の力ある槌を鍾馗と崇めたのだ。その事
毬杖とて正月に槌で毬《まり》を打てば年中凶事なしというに類す(『骨董集』上編下前....
「釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
日、貴賤|小豆粥《あずきがゆ》を炊くのは、平安の世のいわゆる餅粥の節供で、同時に
毬杖《ぎっちょう》をもって女の腰を打つしきたりも、江戸をはじめ諸国に見られた。が....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
に至る迄彼地唱門師多く住す」とある。 山科言継卿の日記によれば、正月十八日の三
毬杖の時に限り、必ず唱門師禁裏に参上して之を囃す例であった。 千秋万歳と称して....