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氏子中
「氏子中〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
氏子中の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「多神教」より 著者:泉鏡花
すると、それがそのままに風雨順調、五穀|成就、百難|皆除の御神符となります段を、
氏子中申伝え、これが吉例にござりまして、従って、海つもの山つものの献上を、は、は....
「随筆 寄席風俗」より 著者:正岡容
帰ると見馴れない男女の草履それに子供の靴、稽古場の電気蓄音器からは志ん生君の「
氏子中」のレコードがせわしなく聞こえてきている。この間、馬楽君と南支へ皇軍慰問に....
「春雪の出羽路の三日」より 著者:喜田貞吉
また例祭月の正月と八月とには、朔日から十五日までは鳥獣の肉を喰うを禁じ、この間に
氏子中に死者あるとも、村内に葬ることをせず、隣村の境に到って葬儀を行うということ....