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「民団〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

民団の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
武装せる市街」より 著者:黒島伝治
彼等は、誰かからそういう心配をするように暗示された。彼等はそのことのために、居留民団で会議を開いた。二人の選ばれたものが、領事館へ陳情に出かけた。小金をためこん....
婦人と文学」より 著者:宮本百合子
報道員として北支や上海にひき出した。岸田国士もゆき、島木健作も満州へ行って武装移民団視察を行った。「農民文学懇話会」の人々が、拓務省・農林省と一緒に「大陸開拓文....
ことの真実」より 著者:宮本百合子
でした。が、八月十五日から数日たってやっと降伏した知らせが届いた満蒙奥地の開拓移民団の正直な老若男女が、ことの意外におどろいて数百名の生死を賭す団の進退をうちあ....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
ある。 軍部のこの監視振りは併し、上海に於ける日本人居留民にそのまま反映した。民団各路連合会では緊急会議を招集して当局(即ち外務当局)を鞭撻すべし、という意見....
社会時評」より 著者:戸坂潤
倒を見るような方法を考えようとしているのが、軍部の態度だ。だから例えば、全国の農民団体(?)はこの頃軍部の後援を得て「飯米差押一カ年禁止」をスローガンとする運動....
現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
トン条約廃棄そのものであるかを、読者は注意すべきだ。 某新聞の報道によると、農民団体の新傾向として、飯米差押え一カ年禁止の運動に軍部の助力を要望しているという....
墓が呼んでいる」より 著者:橘外男
久間新田と呼ばれているが、これが一区画をなして、平戸から来ている石橋氏の、開墾農民団なのだという。 石橋氏がマンガン鉱山失敗の結果、現在では平戸殖産興業会社の....