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民度
「民度〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
民度の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ジャングル頭」より 著者:豊島与志雄
本には現在大小合せて万に近い巷の教祖があり、その信者は百万に達するとか。そういう
民度の段階だから、ジャングル頭の多いのも怪しむに足らない。 ただ、注意を要する....
「三国志」より 著者:吉川英治
毒弩を怖れて陣を退いた」 南蛮軍は誇り驕った。 兵法は叡智であり文化である。
民度の高さもそれで分る。七日十日と日を経るに従って、彼らの単純な思い上がりは、 ....
「黒田如水」より 著者:吉川英治
そうかといって、市に集まる物資を見ても、町の文化を一|眄しても、物の豊かな点とか
民度の高いことでは、西国の諸城市や港々のほうが、ずんと優れておるのだが」 「何か....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
ルクス主義の理論が自由主義の次に来たるべき全体主義の方向に合するものであり、殊に
民度の低いロシヤ民族には相当適合している事がソ連革命の一因をなしている事を否定す....