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民族国家
「民族国家〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
民族国家の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
すればそれでよろしいということは、今や日本の信念になりつつあります。明治維新後、
民族国家を完成しようとして、他民族を軽視する傾向を強めたことは否定できません。台....
「暗黒公使」より 著者:夢野久作
る事を気付かず、コンドルは世界中の国々の法律や制裁に関係なく、秘密の裡に不幸なる
民族国家を助くる超人的人物と信じ切って結社加入を承諾しましたものだそうで、同時に....
「ロンドン一九二九年」より 著者:宮本百合子
THAE―― ANNO――VICTORIAE―― ロスチャイルドを親方にして
民族国家をパレスタインに建設しようとする猶太《ユダヤ》「ジオニスト運動と英国の根....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
論理というオルガノンが、正しい論理であったにしても、そうだからと云って田辺博士式
民族国家絶対主義が絶対的に本当だということにはならないわけで、現に
民族国家絶対至....
「学生と先哲」より 著者:倉田百三
れは悲しむべき光景である。是非ともこれは文化的真理と、人類的公所を失わぬ、新しい
民族国家主義を樹立して、次代の青年たちを活々とした舞台に解放しなければならないの....
「青春の息の痕」より 著者:倉田百三
は予感しているからだ。 人類はその生活をも一度ラディカルに見直さねばならない。
民族国家の問題、経済革命の問題もその根本を一度神学的に批判されるのでなければ、全....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
らない。 支那に於ては唐朝の全盛時代に於て国民皆兵の制度破れ、爾来武を卑しみ漢
民族国家衰微の原因となった。民国革命後も日本の明治維新の如く国民皆兵に復帰する事....