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民話
「民話〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
民話の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ジャンの物語」より 著者:宮本百合子
かった。つづいて「アンナ・カレーニナ」を書き、次第に彼の宗教的転換がはじまった。
民話をかきはじめ、当時のロシアのギリシャ教の神学への批判をかき、「我が懺悔」「我....
「獄中消息」より 著者:大杉栄
も聞いて満足していたい。ドクトルにそう言って借りてくれ。) 露文、トルストイ作
民話(英訳と合本して) * 大杉伸宛・明治四十二年十一月二十四日 父の....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
明らかにされていることではないでしょうか。 「人はどれだけの土地がいるか」という
民話ね、覚えていらっしゃる? いかにもあの時代の、地主の、良心ね。死んで葬られる....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
的にきり込まず、面白い話しぐちという風にまとまるのね。栄さんなんかも生れながらの
民話の伝承家ですが。何か日本の精神伝統の関係ですね。そういう点で、矢田という人は....
「「沈黙」の話」より 著者:豊島与志雄
なる債権者も引退るの外はあるまい。 * アルメニア地方に伝わってる
民話には、沈黙のうちに一国の外交が処理されるものさえある。 むかし、或る国王の....
「文学以前」より 著者:豊島与志雄
だがここにはそれを列挙するを憚るとしよう。 E 仔細あって、各地の
民話を調べていたところ、随分面白いのがある。ちょっと風変りなのを拾い出してみよう....
「新妻の手記」より 著者:豊島与志雄
翻訳といっても、私には英語しか出来ないし、津田さんとこの雑誌の性質上、イギリスの
民話や家庭的なコントの類を選ぶことにした。 ところが、翻訳というものは、遊び半....
「チェーホフ試論」より 著者:神西清
の反抗が最後的な爆発を見せている作品は、『すぐり』(九八年)である。トルストイの
民話『人はどっさり土地がいるか』は、結局三アルシン(七尺ほど)でいいという落ちに....
「「可愛い女 犬を連れた奥さん 他一編」あとがき」より 著者:神西清
を幸福ならしめんがために到達し得る姿の永遠の典型」としてたたえている。全体にやや
民話ふうなやさしい素朴な調子を帯びながらも、ある意味ではまた、当時ロシヤ社会にや....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
が。鳥の前生譚だけは前にも列挙したように、少しも道徳味のないものが幾らもあって、
民話は久しい間別の経路を辿っていたのである。しかも時鳥の話には、童児があの中空の....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
。 それにはもう少し瓜の空想の成長して来た順序を考えて見る必要がある。島原半島
民話集に載せられている「天人女房」も、すでにまた思い切った笑話化であるが、これに....
「性に関するアイヌの習俗」より 著者:河野広道
保――アイヌの呪法と呪文〔観光社発行『アイヌの話』所収〕参照) 参考1 次の朝鮮
民話などもホパラタ同様の風習が朝鮮にも存在していたことを示すものと考えられる。 ....