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気っ
「気っ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
気っの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「吉原新話」より 著者:泉鏡花
わせた時、少し口惜いようにも思って、突懸って言った、が、胸を圧えた。可厭なその臭
気ったら無いもの。 (私に貸さい、の、あのや、燃え搦まった車で、逢魔ヶ時に、真北....
「鴛鴦鏡」より 著者:岡本綺堂
はみんな冬坡の店へ煙草を買いに行きます。冬坡はおとなしい上に男振りもいいので、浮
気っぽい花柳界にはなかなか人気があって、ちっとぐらい遠いところにいる者でも、わざ....
「青春の逆説」より 著者:織田作之助
すか?」 「違います!」いきなり、多鶴子の眼の輝きが睫毛を押しあげた。「人気、人
気って皆様がおっしゃいますが、……」多鶴子の声は朗読口調になった。 「……私そん....
「土曜夫人」より 著者:織田作之助
た。芳子もまた、一度堕落してしまった以上、もはや固い女で通せず、それにもともと浮
気っぽいレヴューガール上りの裸体を、小指に触れられるのと大して変りのない簡単さで....
「妖婦」より 著者:織田作之助
き廻り、黒姫団の団員にも紹介されて、悪の世界へ足を踏み入れると、安子のおきゃんな
気っぷと美貌は男の団員たちがはっと固唾を飲むくらい凄く、団員は姐御とよんだ。気位....
「貞操問答」より 著者:菊池寛
イン・ブダペストって、活動見に行かない?」 ハッキリした二重瞼の大きい瞳を、浮
気っぽく動かしながら、甘えかかった物いいをした。 暑い陽が、カッと部屋の中に射....
「剣侠」より 著者:国枝史郎
りであり、世なれている彼女であったので、まずまずと心をおちつかせ、燃えるように上
気って痛む頭を、夜の風にでも吹かせてやろうと、そこは女|邯鄲師で、宿をこっそり抜....
「青鬼の褌を洗う女」より 著者:坂口安吾
性本来陰険そのものだとか、秘密癖で腹黒いとか、あなたは純情なんて何もなくてただ浮
気っぽいから公明正大に人前にいったり振舞ったりできないのでしょう、ときめつける。....
「安吾人生案内」より 著者:坂口安吾
女房はそのような献身をもっているから、私が家庭的でないことは有り得ません。 浮
気っぽい私のことで、浮気は人並以上にやるだろうが、私が私の家へ回帰する道を見失う....
「明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
が不気味になりつづいているような重さがあった。光子は思わず顔色を変えて、 「御病
気って、どんな?」 「そこまでは、知りません」 「遠からずおなくなりですなんて、....
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
ただくご主君をのろうたア、世間のだれが許してもむっつり右門とあだ名のこのおいらの
気っぷがかんべんできねえんだ。おひざもとを歩くにゃ、もっとりこうになって歩きなせ....
「酒徒漂泊」より 著者:佐藤垢石
』 『なにい』 『身のほども知らないで、居候なんか抱えこんで』 『うぬっ! 生意
気っ!』 とうとう、悪化してきたようである。 隣座敷で、私はこれを聞いていた....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
ればこそ、どんな冒険にでも勇敢であるべく、彼女の口紅は思いきり濃くなり、やけに意
気っぽく帽子を曲げる。AHA! 夕陽に十字を切る 火酒のように澄み切った....
「あらくれ」より 著者:徳田秋声
を出た。鶴さんに着物を融通したり何かしたと云うことが、植源へ片着かない前からの浮
気っぽいおゆうを知っている父親には、赦《ゆる》すことのできぬ悪事としか思えなかっ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
、それはおたがいに利用し合うという狡猾《こうかつ》な腹から出たのだから、むろん浮
気っぽい後家さんが、子供俳優を可愛がろうというような気分であろうはずもなく、お絹....