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「気仙沼〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

気仙沼の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
縮図」より 著者:徳田秋声
のであった。 倉持は空腹を感じていたので、料理と酒を註文し、今母のいた部屋で、気仙沼の烏賊の刺身で呑みはじめ、銀子も怏々するので呑んだ。倉持の話では、めったに....
安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
★ この県には三陸の漁場をひかえて、塩竈、石巻という二ツの市、気仙沼、女川、渡波などという漁港がある。ほかに、金華山にちかく、牡鹿半島の尖端に....
奥の海」より 著者:久生十蘭
、かえって張合いができ、陸中の一ノ関から大槌街道へ折れ込み、千厩《ちうまや》から気仙沼を一日で廻って、大船渡《おおふなわたし》の湊に二日いた。 陸前竹崎まで戻....
野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
津軽 ヅクヅク 陸中釜石 ヅクヅク 陸前|気仙沼 ツギノコ 陸中平泉 ツギグサ 仙台附近 ツギナン....
フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
ていると、それと対って、白狐とも化け猫ともつかぬ絵看板の、「これはこのたび奥州|気仙沼は何とか何兵衛の女房お何が生み落しましたる血塊童子でござい。代は見てのお戻....
こども風土記」より 著者:柳田国男
鼠引きが、多くの土地ではもう純然たる正月遊びになっている。たとえば東北では仙台・気仙沼など、西では近江の彦根でも、また京や大阪のちっとも※鼠などはいない大都市で....