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気吹
「気吹〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
気吹の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
籍概論』の筆記録から、三百部を限りとして絶版になった『毀誉相半ばする書』のような
気吹の舎の深い消息までも、不便な山の中で手に入れているほどの熱心さだ。平田篤胤は....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
話した。 「久兵衛さんもおもしろい人ですね。この店では篤胤先生の本を売りますよ。
気吹の舎の著述なら、なんでもそろえてありますよ。染め物のほかに、官服の注文にも応....
「人間レコード」より 著者:夢野久作
「ウム。露西亜で発明された人間レコードじゃ。本人は何一つ記憶せんのに脳髄にだけ電
気吹込みで、複雑な文句を記憶させるという医学上の新発見を応用した人間レコードとい....
「わが寄席青春録」より 著者:正岡容
喇叭《ラッパ》吹き込みだった(ビクターへ吹き込む頃になってやっと各社とも今日の電
気吹き込となった)。マイクの吹き込みは楽だが、喇叭の方は吹き込んでいる後ろから時....