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気密
「気密〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
気密の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三十年後の東京」より 著者:海野十三
にいくのです。この駅からは、太平洋横断地下鉄の特別急行列車が出ます。風洞の中を、
気密列車が砲弾のように遠く走っていく、というよりも飛んでいくのですな。十八時間で....
「三十年後の世界」より 著者:海野十三
。この駅からは、太平洋横断地下鉄の特別急行列車が出ます。風洞《かざあな》の中を、
気密《きみつ》列車が砲弾《ほうだん》のように遠く走っていく、というよりも飛んでい....
「怪星ガン」より 著者:海野十三
よ」 「地球人の生命はもろい。わたしたちにはたえられる熱にも電気にも、光りにも空
気密度にも、地球人の体質ではたえられない。お気の毒でなりません」ハイロは、さっき....
「海底都市」より 著者:海野十三
あまりながくここに逗留《とうりゅう》していると、病気になるね」 オンドリ氏は、
気密兜《きみつかぶと》の中から、そういった。 彼ら五名は、いつでもこの
気密兜を....
「宇宙の迷子」より 著者:海野十三
ん艇の中では、たえず酸素をだす一方、空気をきれいにし、炭酸ガスをとっている。艇は
気密室で、空気が外にもれないようにつくってあるが、このあたりまでくると、外の大気....
「宇宙戦隊」より 著者:海野十三
の構造が非常にうまくできていて、最も速度が出るような仕掛になっている。 艇内は
気密室になっている。しかも三重の
気密室である。室内は、どんなに高度をあげても、気....
「大宇宙遠征隊」より 著者:海野十三
、彼は身体の中心をうしなって、どすんと床にたおれた。たおれる拍子に、そこにあった
気密塗料の缶をけとばしてしまった。缶は、横とびにとんで、艇夫長の向こう脛に、ごつ....
「成層圏飛行と私のメモ」より 著者:海野十三
にあてるとかする。しかしもっといいのは、搭乗者の座席を、空気の洩れない、いわゆる
気密室にして置き、ちょうど潜航中の潜水艦内に於けると同じような空気清浄装置や酸素....