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水冷
「水冷〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
水冷の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ある宇宙塵の秘密」より 著者:海野十三
機ヲ「スタート」ノコト。受影機ノ同調周波数ヲ七万付近ニ選ビ、調整ノコト。陰極管ノ
水冷ニ特ニ注意ヲ要ス。 この命令は私にちょっと不審を起させた。相手もないのに....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
来ないのかネ」鬼川は団員の一人に訊いた。 「もう直ぐです」団員は答えた。「いま、
水冷管に冷却水を送り始めました」 「電気は、来ているのですか」 「猪苗代水電の送....
「自警録」より 著者:新渡戸稲造
醒睡《せいすい》両《ふた》つながら非 還《また》両つながら是《ぜ》 溪雲漠漠
水冷冷 溪雲《けいうん》漠漠《ばくばく》たり 水|冷冷《れいれい》たり 自警録終....
「雪代山女魚」より 著者:佐藤垢石
こを騙して釣り上げるところに、山女魚釣り独特の快味があるのである。 晩秋至って
水冷えれば奥山から下って中流に赴く。これを木の葉山女魚と言い、春きたれば深渓に冷....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
る。みな草木なき裸体山なり。この日午時、太陽まさしく天頂にあり。しかれども風清く
水冷ややかにして、氷を呼び扇を用うるものなし。 二十八日、晴れ。午前十時、わが....