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水取
「水取〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
水取の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「単独行」より 著者:加藤文太郎
かった。また一日中風が強く雪もときどき降った。 三十日 曇 七・〇〇発 七・五〇
水取入口 一・三〇奈川渡 例の踵が痛み思うように歩けなかった。松本四時半過ぎの....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
》す。しかるに国に随《よ》っては、ちょうどわが邦《くに》上方《かみがた》で奈良の
水取《みずとり》といって春の初めにかえって冷ゆるごとく、暖気一たび到ってまた急に....
「南地心中」より 著者:泉鏡花
は掌を握った。 多一の声は凜々として、 「しもにんにんの宝の中に――火取る玉、
水取る玉……イヤア、」 と一つ掛けた声が、たちまち切なそうに掠れた時よ。 (ハ....
「古事記」より 著者:太安万侶
やれ。 ええやつつけるぞ。ああよい氣味《きみ》だ。 そのオトウカシは宇陀の
水取《もひとり》等の祖先です。 次に、忍坂《おさか》の大室《おおむろ》においで....