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水島灘
「水島灘〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
水島灘の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「艸木虫魚」より 著者:薄田泣菫
一物なのに驚いて、声を放って哄笑するのも、時にとっての一興である。 私の郷里は
水島灘に近い小山の裾にある。山には格別秀れたところもないが、少年時代の遊び場所と....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
隠した。一さんに徒歩軽装の早さで峠をのぼりつめる。 まもなく、東南は播磨灘から
水島灘の碧を遠くのぞみ、北は佐用、揖保の山波を仰いでいた。高徳と五郎は二た手にな....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
見えたという。 ところがやがて、海上では一ト騒ぎが起っていた。 この船列が、
水島灘へかかった日のことである。先頭を切ッて哨戒して行く串崎船の檣頭に、 敵ア....