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「水平動〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

水平動の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
今暁四時、熊野沖に大地震あり、和歌山、高知、徳島、被害甚だし。東京ではゆるやかな水平動永くつづきたり。 十二月二十四日 ◯電話がかわる。永年借りていた四五四五....
昭和十五年度の文学様相」より 著者:宮本百合子
動きは特に今年の後半に到って夥しく、両者の間の動きの形は、作品がその自然の重さで水平動しているところへ作家の動きは上下動的であって、作品と作家との動きの間に見の....
夜の靴」より 著者:横光利一
まり。樹の幹を辷り降りてくる蛇の首。畑にのびて来た白菜。はげしく群れ飛ぶ赤蜻蛉の水平動。集り散っていった食卓の菜類の中でまだ青紫蘇だけが変らず出てくる。 稲刈....