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水戦
「水戦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
水戦の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「運命」より 著者:幸田露伴
りて、同閏五月|西宮に崩ず。其遺詔こそは感ずべく考うべきこと多けれ。山戦野戦又は
水戦、幾度と無く畏るべき危険の境を冒して、無産無官又|無家、何等の恃むべきをも有....
「暗黒公使」より 著者:夢野久作
は引き受ける。日米親善も日仏協商も、日英同盟も気にかける必要はない。飛行機戦と潜
水戦を二十年間続け得る準備が出来ているから』……とのお話がありまして、高星総監に....
「太平洋雷撃戦隊」より 著者:海野十三
二つの影は、それきり黙って、石像のように動こうともしません。今夜もまた、第十三潜
水戦隊は大波の中を、もまれながら進んでいるのです。 暗澹たる前方には、この戦隊....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
もまた、順序正しく航行をはじめた。 駆逐戦隊の横列を先頭に、それにやや後れて潜
水戦隊がつづき、その次に前後左右を軽巡洋戦隊にとりまかれて飛行島の巨体が進み、最....
「昭和遊撃隊」より 著者:平田晋策
二十四隻が、真新《まっさら》な旗をひるがえしているのが、絵のように美しい。 潜
水戦隊は鯨の大群だ。『千鳥《ちどり》』級の水雷艇は海の猟犬だ。 ああ、百五十隻....
「瘠我慢の説」より 著者:福沢諭吉
これに随従《ずいじゅう》し、すべてその命令に従て進退《しんたい》を共にし、北海の
水戦、箱館の籠城《ろうじょう》、その決死苦戦の忠勇《ちゅうゆう》は天晴《あっぱれ....
「三国志」より 著者:吉川英治
せている旗艦を中心として、一隊の縦隊船列は、深く呉軍の中へ進んで行ったが、これは
水戦にくらい魏軍の主力を、巧みに呉の甘寧が、味方の包囲形のうちに誘い入れたもので....