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「水損〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

水損の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
彼は六月らしい日のめを見たが、今度は諸方に出水のうわさだ。淀川筋では難場が多く、水損じの個処さえ少なくないと言い、東海道辺では天龍川の堤が切れて、浜松あたりの町....
東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
はその領地なる御牧からして持参するのであるが、延徳三年のごときは、この美豆御牧が水損で瓜もとれぬ。しかし嘉例である瓜を進上せぬも残念であるというので、人を京都中....