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水油
「水油〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
水油の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
紗、唐桟、金巾、玻璃、薬種、酒類なぞがそこからはいって来れば、生糸、漆器、製茶、
水油、銅および銅器の類なぞがそこから出て行って、好かれ悪しかれ東と西の交換がすで....
「鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
の頭の雲脂を落したり、梳いたりしてくれた上に、「少しお頭を拝借させて下さい」と、
水油を少し附けて、丸髷に結ってくれました。今まで私は島田にも丸髷にも結ったことが....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
後四時、日木軍艦二隻、戴冠式をおえて帰航の途に上るに会す。ときに風全く収まり、海
水油のごとく滑らかに、鏡のごとく明らかなり。今日はじめて、無数の海鳥のにわかに来....