水準器[語句情報] » 水準器

「水準器〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

水準器の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
冬の日」より 著者:梶井基次郎
。そして来るべき人は津枝だった。堯の幻覚はやんだ。 街を歩くと堯は自分が敏感な水準器になってしまったのを感じた。彼はだんだん呼吸が切迫して来る自分に気がつく。....
藤棚の陰から」より 著者:寺田寅彦
その火光をねらって高低を定めたと言い伝えられていることである。しかしねらうのには水準器のついた望遠鏡か、これに相当する器械が必要であろうがそれについては聞いたこ....