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水災
「水災〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
水災の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
帰す。惜しむべきのはなはだしきなり。むかし水戸義公は日本諸寺社の古文書を写させ、
水災を虞《おそ》れて一所に置かず、諸所に分かち置かれしという。金沢文庫、足利文庫....
「村芝居」より 著者:井上紅梅
っとしていられない質なんだろう。 第二囘はいつのことだか忘れたが、とにかく湖北
水災|義捐金を募集して譚叫天がまだ生きている時分だ。その募集の方法は、二|元の切....
「鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
盧も無事なるはうれし。扨本月一日大洪水、堅固なる千住橋|並吾妻橋押流し、外諸州の
水災|抔惨状、こは追々新聞等にて御聞に触候はん。略之。五月雨にこゝろ乱るゝふる里....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
生まれて、水、火、空気のその身に適せざるために死するもの幾千万あるを知らず。また
水災、火災、風災のために、毎年人の生命を失うものいくばくあるを知らず。もし、神は....
「母の手毬歌」より 著者:柳田国男
葺きのグシをつつむ日も、もとは同様に大切な日であった。それとは反対にその家が火災
水災にあい、多くのそとの人がきて働いてくれた時にも、成功不成功にかかわらず、やは....