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水無瀬川
「水無瀬川〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
水無瀬川の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
るとして、半蔵から寄せた歌稿の中にある。伊之助はこれを読みさして、水無川ともいい
水無瀬川ともいう河原の方に思いをはせ、宮峠のふもとから位山を望む位置にあるという....
「播州平野」より 著者:宮本百合子
藪、山裾へと視線をやった。真面目に気づかわしげにその方角をみた。その竹藪のかげに
水無瀬川の、大きい河床がかくされているのであった。 六七年前の梅雨時分、ひろ子....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
のである。こうしたところでは、もう有名な後鳥羽院の御製の、 見渡せば山もとかすむ
水無瀬川夕は秋となに思ひけむ に見られるような、あたらしい情緒の世界の設立は禁断....