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「水雲〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

水雲の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
平賀源内捕物帳」より 著者:久生十蘭
い部屋があって、壁に「蘊藉詩情水雪椀《おんしゃしじょうすいせつのわん》、高間画本水雲郷《こうかんのがほんすいうんのきょう》」と書いた聯が二つ懸かっている。 源....
釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
った穴をじいっと睨んでとみには声も出なかった。 穴の周囲一尺ほどの土を埋めて、水雲《もずく》のように這い繁っているのは、星を受けて紫に光る他《た》なし漆の黒髪....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
りて一輪の明月を頭上にいただく。一望すこぶる壮快なり。 一葉舟浮赤道辺、太平洋上水雲連、回月北天。 (木の葉のごとき舟が赤道のあたりに浮かび、太平洋上はるかに水....