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氷と
「氷と〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
氷との前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「第五氷河期」より 著者:海野十三
った方がいい。高さ数十メートルに達する積雪は、その重さのために、下層の雪は、固い
氷と化した。そして、だんだんと大きな塊となっていったのである。 氷だ。氷の塊だ....
「単独行」より 著者:加藤文太郎
るものすべてに幸を与えてくれるものだと。 2 今、AとBの二人が、ある
氷と岩との殿堂を攀じていると想像し給え。Aは百戦功を経たエクスパートであり、Bは....
「春の槍から帰って」より 著者:板倉勝宣
ップが切りにくい。岩と氷のコンクリートである。 五分おきぐらいに、頂上の辺から
氷と岩が落ちてくる。これは温度によるのであろうから好天気の日は多いと思う。肩から....
「二、〇〇〇年戦争」より 著者:海野十三
とおり、まず完成の域に達した。わがアカグマ国は、従来は、寒い山岳地帯に、吹雪と厚
氷とを友として、小さくなっていたが、今や千二百キロに及ぶ暖かい海岸線を領し、それ....
「地軸作戦」より 著者:海野十三
ねえ、そうじゃないか。わが聯邦が今死守しているシベリア地方から、あの呪わしい雪と
氷とを奪い去るくらいのことが、お前さんに出来ないのかね。シベリアの各港を不凍港に....
「大空魔艦」より 著者:海野十三
にはこばせた。船はだんだん傾きはじめた。船首がたかく上にもちあがって、船尾はもう
氷とすれすれになった。いままで真直に立っていた檣が、今は斜に傾いているのもまこと....
「地底戦車の怪人」より 著者:海野十三
監房の扉は、木でこしらえてあった。のぞき窓も、やはり木で、くみたててあった。
氷と木材との合作になる監房であった。 沖島速夫は、このふしぎな監房の中に、押し....
「草迷宮」より 著者:泉鏡花
蓮。跪居る畳は針の筵。袖には蛇、膝には蜥蜴、目の前見る地獄の状に、五体はたちまち
氷となって、慄然として身を退きましょう。が、もうその時は婦人の一念、大|鉄槌で砕....
「家なき子」より 著者:楠山正雄
それはほんとうではなかった。それは危険でむずかしい仕事であった。大きなこの木は
氷と雪をかぶっているので、それはずいぶん困難な仕事であった。 わたしはごく小さ....
「世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
からの強い潮流がまじっていることを示すのである。風が都合よく吹きつづくならば、結
氷と同じ速さでまた解氷するであろう。現在のわれわれは、煙草をふかして機会を待ち望....
「発明小僧」より 著者:海野十三
きな汽船の胴中に大きな製氷器械を据えつけるのです。つまり舷側にふれる水は、直ちに
氷となるような仕掛けをするのです。そんな汽船をドッサリ作って――それの設備はみな....
「潜航艇「鷹の城」」より 著者:小栗虫太郎
れた。 すると、法水は食器棚の中から、取り出した水を鍵孔に注ぎ込み、その中に、
氷と食塩で作った寒剤を加えたが、そうしてややしばらくするうちに、鍵金の外れる音が....
「多神教」より 著者:泉鏡花
―あんまり男の薄情さ、大阪へも、追縋って参りましたけれど、もう……男は、石とも、
氷とも、その冷たさはありません。口も利かせはいたしません。 巫女 いやみ、つらみ....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
足も速く、はるかに太陽の直下に向かって行く。扇風機は風を送るもその風すらあつく、
氷と麦酒とを幾杯かかたむけたのだった。) 赤道の雲ににほへる紅は、夕日のそむる錦....
「黒い人と赤いそり」より 著者:小川未明
めったにあるものでない。こんな不思議なことは、見たことがない。それにしても、あの
氷といっしょに流されてどこかへいってしまった三|人を、どうしたらいいものだろうと....