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氷川神社
「氷川神社〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
氷川神社の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
くと、うしろの山に氷川《ひかわ》明神の社《やしろ》がありました。むかしは日輪寺も
氷川神社も一緒でありましたが、明治の初年に神仏混淆を禁じられたので、
氷川神社は服....
「三浦老人昔話」より 著者:岡本綺堂
種になるような事件も起らない筈ですが、嘉永二年の六月十五日、この日は赤坂の総鎮守
氷川神社の祭礼だというので、市川さんの屋敷では強飯をたいて、なにかの煮染めものを....
「残されたる江戸」より 著者:柴田流星
の三大祭礼といえば日枝神社すなわち山王様、深川八幡、神田明神の三つで、他は赤坂の
氷川神社、牛込の築土八幡、四谷の須賀神社、佃島の住吉神社、芝の愛宕神社、浅草の浅....
「青年」より 著者:森鴎外
|奈何にある。どう縛られるか、どう囚われるかにあると云っても好かろう」 二人は
氷川神社の拝殿近く来た。右側の茶屋から声を掛けられたので、殆ど反射的に避けて、社....
「明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
域にちかい字二ノ宮の地に官幣中社金鑽(カナサナ)神社があって、武蔵の国では大宮の
氷川神社につぐ神様だ。 ところが武蔵の奥、ここや秩父あたりでは一ノ宮を違うもの....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
らでも……」 「おお、そうですか。どっちへ歩きます」 藤波と千太は先に立って、
氷川神社の裏道のほうへ入って行く。顎十郎はすこし遅れて、のそのそとそのあとをつい....
「芸術と数学及び科学」より 著者:三上義夫
るものがある。ここにその例を述べてみよう。 東京付近では府中の六所明神、大宮の
氷川神社などがその例であり、少し離れては千葉の千葉寺、成田の不動、芝山の閻魔、そ....
「文化史上より見たる日本の数学」より 著者:三上義夫
釜神社等にはいずれも現存し、東京付近でも千住在の梅田不動、府中の六所明神、大宮の
氷川神社等がある。 近年はこの種の額を見に行くものもなければ、無用のものとなり....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
るお方だそうで、木曾でも、よほど豪家な金持の御主人とみえましてな、平河天神だの、
氷川神社、また神田明神などへも、それぞれ莫大な御寄進をして、それが、無二の楽しみ....