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氷面
「氷面〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
氷面の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
は他殺にて、致命傷は左側より頭蓋腔中に入れる銃創なるも、銃器は発見されず、死体は
氷面の窪みの中にありて、その後は栄光の事なかりしも、妻はその夜限り失踪して、つい....
「石狩川」より 著者:本庄陸男
も触れることが出来なかった。せいぜい雪を溶かして、底知れぬ深さを思わせる半透明の
氷面をむきだしにしただけであった。
冬の間、人々はこの凍氷の上を野と同じように....
「世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
することになった。 五 わたしが望んだごとく、われわれのうしろの
氷面が破れて、細い水の条が現われて来た。それが遠く全体にわたって拡がっている。今....