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氷餅
「氷餅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
氷餅の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「縮図」より 著者:徳田秋声
かお土産を買いたいんですの。」 「罐詰でしたらかりんに蜂の子、それに高野豆腐だの
氷餅だの。」 「ああ、そうそう。何でもいいわ。小豆なんかないかしら。」 「さあど....
「足迹」より 著者:徳田秋声
も新しい春着が裁ち縫いされ、下駄や簪も買えた。お庄らは田舎から持って来た干栗や、
氷餅の類をさも珍しいもののように思って悦んだ。正月にはお庄も近所の子供並みに着飾....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
、西の丸では、富士氷室の御祝という儀式があり、大奥、御台所は伺候の大小名に祝いの
氷餅《こおりもち》をくださる。 町家《まちや》では、前の年の寒のうちに寒水でつ....