永保[語句情報] »
永保
「永保〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
永保の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「山椒大夫」より 著者:森鴎外
の家柄に紛《まぎ》れはない。仙洞《せんとう》がまだ御位《みくらい》におらせられた
永保《えいほう》の初めに、国守の違格《いきゃく》に連座して、筑紫へ左遷せられた平....
「神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
一月。神火埋。 長保元年三月七日。富士山|焚。 長元五年十二月十六日。富士山焚。
永保三年二月二十八日。富士山焼燃焉。 永正八年。富士山鎌岩焚。 宝永四年十一月二....
「東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
落を報じて来たのもまたこの男である。 以上のほか三条西家の所領としては尾張に福
永保があると記してあるけれど、つまびらかなことは知れない。また近江の阪田郡加田庄....
「宝永噴火」より 著者:岡本かの子
いるものから調べると、皇紀一四四一年、天応元年が初めで、それから、同一七四三年、
永保三年まで約三百年の間に九回の噴火をしている。その度に大小の災害はあって、ひど....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
に近しくなっている。かくてわが天台宗の盛んな頃には、叡山に三千坊あったと言われ、
永保元年三井寺焼打ちの際には、災いに罹った僧坊の数だけでも四百二十一ヶ所の多きに....