江戸三座[語句情報] » 江戸三座

「江戸三座〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

江戸三座の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
押流され、昔日《せきじつ》の夢のあとは失《なく》なってしまったが、堺町、葺屋町の江戸三座が、新吉原附近に移るには間《ま》があった。古い廓のロマンスというようなも....
丹那山の怪」より 著者:江見水蔭
奉納額として懸っているのを見出した。純之進は芝居が好きなので、武士ながら内密で、江戸三座の新狂言は大概見物に行っていた。 「おう、七変化芝居大一座――珍らしいな....
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
のついでに市村座のことを少し言いたい。 市村座はむかしのいわゆる“二丁目”で、江戸三座のうちで、この一座だけが明治二十五年まで元地に残っていたのである。勿論、....
江戸芸術論」より 著者:永井荷風
と選ぶ所なし。天保十三年|浅草山《あさくさやま》の宿《しゅく》に移転を命ぜられし江戸三座劇場の賑《にぎわい》も、また吉原と同じく、広重の名所絵においては最早《も....