江戸繁昌記[語句情報] » 江戸繁昌記

「江戸繁昌記〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

江戸繁昌記の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
明治十年前後」より 著者:淡島寒月
馬車だとか煉瓦だとかが現われ出した頃のことが書かれてある。これはかの寺門静軒の『江戸繁昌記』にならって書かれたものである。 一体にこの頃のものは、話は面白かっ....
随筆 寄席風俗」より 著者:正岡容
わが寄席随筆 大正末年の寄席 百面相 かの寺門静軒が『江戸繁昌記』の「寄席」の章をひもとくと、そこに「百まなこ」という言葉がある。「百....
向嶋」より 著者:永井荷風
江戸時代隅田堤看花の盛況を述るものは、大抵|寺門静軒《てらかどせいけん》が『江戸繁昌記《えどはんじょうき》』を引用してこれが例証となしている。風俗画報社の『....
申訳」より 著者:永井荷風
史より学び来ったものである。されば寛政以降漢文の普及せらるるに及んで、寺門静軒は江戸繁昌記を著し、踵いで成島柳北は柳橋新誌を作った。京伝一派の蒟蒻本は文化年代に....