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江畔
「江畔〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
江畔の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「茶の本」より 著者:岡倉覚三
術、詩歌の表わす気分は他方のものと全く異なったものである。老子とその徒および揚子
江畔自然詩人の先駆者|屈原の思想は、同時代北方作家の無趣味な道徳思想とは全く相容....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
いじやう》の白沙見れども見えず 江天一色繊塵なし 皓々《かうかう》たり空中孤月輪
江畔|何人《なんぴと》か初めて月を見し 江月いづれの年か初めて人を照せし 人生代....
「西航日録」より 著者:井上円了
位は渓谷間にありて渓流に臨み、やや風景に富む。その流れをエーボンと名づく。 阿盆
江畔満山春、詠月吟花且養神、又有霊泉能医病、年来活得幾多人。 (阿盆の渓流のほと....
「三国志」より 著者:吉川英治
「では、後刻」 と別れて、たちまち、出陣の金甲鉄蓋を身にまとい、馬上颯爽と、
江畔へ駆けつけた。 大江の水は白々と波打ち、朝の光耀は三軍に映えている。勢揃い....
「三国志」より 著者:吉川英治
歓語、数刻に移って、玄徳はあっさり帰った。彼のつれて来た五万の軍勢は、城外の※江
江畔においてあるからである。 玄徳が帰ると、劉璋は左右のものへすぐ云った。 「....