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「江西〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

江西の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
運命」より 著者:幸田露伴
の旨は、綱常を扶植し、忠烈を顕揚するに在りというを以て、南安の郡守|陳香泉の序、江西の廉使劉在園の評、江西の学使|楊念亭の論、広州の太守|葉南田の跋を得て世に行....
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
らいにして、すぐに本文に取りかかることに致します」 廬山の廟 庚寅の年、江西の節度使の徐知諫という人が銭百万をもって廬山使者の廟を修繕することになりまし....
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
は伝わっていない。 重要書類紛失 宋の紹興の初年、甫田の林迪功という人は江西の尉を勤めていたが、盗賊を捉えた功によって、満期の後は更に都の官吏にのぼせら....
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
出しました」 蛮語を解する猴 これは杜彦明という俳優の話である。 杜が江西地方からかえって韶州に来て、旅宿に行李をおろすと、その宿には先客として貴公子....
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
僧房もほとんど焼け尽くした。 九尾蛇 茅八という者が若いときに紙を売って江西に入った。その土地の深山に紙廠が多かった。廠にいる人たちは、日が落ちかかると....
十二支考」より 著者:南方熊楠
る真言を説いた物だ。 蛇で占う事、『淵鑑類函』四三九に、『詩経類考』を引いて、江西の人、菜花蛇てふ緑色の蛇を捕え、その蟠《わだかま》る形を種々の卦《け》と名づ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
た。 「臨済《りんざい》は三たび黄檗《おうばく》に道をたずねて、三たび打たれた。江西《こうせい》の馬祖は坐禅すること二十年。百丈の大智は一日|作《な》さざれば一....
木犀の香」より 著者:薄田泣菫
知つてゐる私は、それを別にいぶかしくも、また物足りなくも思はなかつた。 名高い江西詩社の盟主黄山谷が、初秋のある日晦堂老師を山寺に訪ねたことがあつた。久濶を叙....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
ニシテ上細ク、竿大ニシテ葉小ク、図画ニ宜シカラズ、広中ニ出ヅル者ハ筍味佳カラズ、江西及ビ衡湘ノ間、人冬ニ入リ其下、地縫裂スル処ヲ視テ掘リ之レヲ食フ、之レヲ冬筍ト....
三国志」より 著者:吉川英治
流浪中も彼のそばを離れずにきた程普、黄蓋、韓当などの頼もしい者もいた。 暦陽(江西省)のあたりまで来ると、彼方から一面の若武者が来て、 「おっ、孫君」と、馬を....
三国志」より 著者:吉川英治
初はおもむろに、こうしてその内容の充実をはかりながら、北支・中支のうごき、また、江西・江南の時の流れを、きわめて慎重にながめていたのであった。 眼を転じて、南....