江見水蔭[語句情報] » 江見水蔭

「江見水蔭〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

江見水蔭の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
紀行文家の群れ」より 著者:小島烏水
家であって、「一群」からは、かけ離れていた。一群の人たちは、遅塚麗水、大町桂月、江見水蔭、田山花袋、久保天随、坪谷水哉などであるが、花袋が紀行文家と言われた時分....
大衆文芸作法」より 著者:直木三十五
、話は震災以後に移るのであるが、震災以後に於ても、本田美禅、岡本綺堂、前田曙山、江見水蔭、渡辺黙禅、伊原青々園、松田|竹嶋人《たけのしまびと》と云うような人達が....
涙香・ポー・それから」より 著者:夢野久作
趣味の芽生えを培ったに違いありません。そのほか少年世界のキプリングもの、磯萍水や江見水蔭の冒険もの、単行本の十五少年漂流記なぞも無論その頃の愛読書で、どこの発行....
作家と時代意識」より 著者:宮本百合子
家の時代意識について理解しようとすれば、一方に、ごく世相的反応で製作したたとえば江見水蔭のような作家たちが、その描く対象をどう見てどう感じていたかということをも....
樋口一葉」より 著者:長谷川時雨
った。彼女の生存の末期は作品の全盛時にむかっていた。『国民の友』の春季附録には、江見水蔭《えみすいいん》、星野天知《ほしのてんち》、後藤宙外《ごとうちゅうがい》....
明治の戦争文学」より 著者:黒島伝治
がする。 このほか、徳田秋声、広津柳浪、小栗風葉、三島霜川、泉鏡花、川上眉山、江見水蔭、小杉天外、饗庭篁村、松居松葉、須藤南翠、村井弦斎、戸川残花、遅塚麗水、....
田沢稲船」より 著者:長谷川時雨
亭だわ。それと、漣山人《さざなみさんじん》。十階に広津柳浪《ひろつりゅうろう》と江見水蔭《えみすいいん》よ。五階目通過中に川上|眉山人《びざんじん》がいる。いい....
少年の食物」より 著者:木村荘八
陽』の表紙が如何にも大人々々していて尊敬心を払ったおぼえがある。『少年世界』では江見水蔭さんの探検が好きなのに山中古洞さんの挿絵が嫌いで、拘泥したおぼえがあるが....
日和下駄」より 著者:永井荷風
ろうだい》も今は唯《ただ》不潔なる娼家《しょうか》に過ぎぬ。明治二十七、八年頃|江見水蔭子《えみすいいんし》がこの地の娼婦を材料として描いた小説『泥水清水《どろ....