汲み置き[語句情報] » 汲み置き

「汲み置き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

汲み置きの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
続獄中記」より 著者:大杉栄
しそんなことではどうしても暖かくならない。 冷水摩擦をやる。しかもゆうべからの汲み置きのほとんどいつも氷っている水だ。この冷水のほかにはほとんどまったく暖をと....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
つばかり叩いた気持などというものも、相当にあざやかなもので、なお一杯をなみなみと汲み置きをして、 「ごゆっくり」 と言って、その片手の三助が退却してしまったあと....
獄中消息」より 著者:大杉栄
ので寒さを凌ぐのかは知らんが、ここでは反対に水で暖をとっている。まず朝夕の二度、汲み置きの冷たい奴で、からだがポカポカするまでふく。そして三十分間柔軟体操をやる....