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「汽力〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

汽力の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
上海された男」より 著者:牧逸馬
図上の一列島に何らの執着をも感じ得なかった。十一|浬四分一《ノット・クオタア》の汽力《スチイム》で船は土佐沖に差掛っているらしかった。十八度位のがぶりで硝子窓《....
宇宙爆撃」より 著者:蘭郁二郎
ました、附設の発電所も十分な電力を起してくれます、しかもその発電所は水力でもなく汽力でもなく、ディーゼル機関を使っておりますの、矢張り石油の豊富な土地だというこ....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
は四十年前の軍艦、一帆船のことについてである。当時まだ生まれ出たばかりであった蒸汽力はその後、軍艦と称せらるるこの怪物に新しい奇蹟をつけ加えたのである。現今にお....
汽船が太平洋を横断するまで」より 著者:服部之総
中、左の箇条書の部分を、マルクス前掲文と参照すると興味がある。 「(一) 近時汽力による太平洋横断航路開かれし事(開かれんとするの誤か? 事実まだ開けてはいな....