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「沈床〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

沈床の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
水垢を凝視す」より 著者:佐藤垢石
。『白川』では、鮎が釣れないのを普通とするが例外もある。 大きな岩のかげ、又は沈床のかげ、玉石の根まわりには、出水があっても水垢が残るのである。何処の川底も出....
想い出」より 著者:佐藤垢石
はじめから鮎釣りをやってみた。 五月下旬のある日、ふと東海道の木橋の上手にある沈床の岸に立って瀬脇をながめると、遡りに向かった若鮎が盛んに水面に跳ねあがるのを....
那珂川の鱸釣り」より 著者:佐藤垢石
でいる川蝦である。川蝦は、長さ一寸前後、藻蝦よりも少し大きい。川岸の捨石や石垣、沈床の間などを這い回っているから、短い棒の先へ、鳥の羽根を結びつけて石の間から追....