沙頭[語句情報] » 沙頭

「沙頭〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

沙頭の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
少しむずかしいのには、 幾人東至又西還(幾人か東に至りまた西に還るや) 潮満沙頭行路難(潮沙頭に満ちて行路難し) 会得截流那一句(流れを截《た》つの那《か》....
三国志」より 著者:吉川英治
しずいている三十余人の侍女は、みな小剣を腰に佩き、弓をたずさえて夜道をいそいだ。沙頭鎮の埠頭に、車はつく。船の燈は暗く波間にゆれていた。 ざわめく蘆荻のあいだ....