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「没薬〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

没薬の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
おしの」より 著者:芥川竜之介
、厩《うまや》の中の御降誕のことを、御降誕を告げる星を便りに乳香《にゅうこう》や没薬《もつやく》を捧《ささ》げに来た、賢《かしこ》い東方の博士《はかせ》たちのこ....
新生」より 著者:島崎藤村
にその石の柱のところから明るく透《す》けて見えていた。 祭壇の方から香って来る没薬《もつやく》と乳香の薫《かおり》は何時《いつ》の間にか岸本の心を誘った。彼は....
十二神貝十郎手柄話」より 著者:国枝史郎
間作りの鉄砲|檣! 密貿易の親船だ! 麝香、樟脳、剛玉、緑柱石、煙硝、氈、香木、没薬、更紗、毛革、毒草、劇薬、珊瑚、土耳古玉、由縁ある宝冠、貿易の品々が積んであ....