河南省[語句情報] »
河南省
「河南省〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
河南省の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三国志」より 著者:吉川英治
、貴下に頼みたいというのは、賊の総大将張角の弟で張宝・張梁のふたりは目下、潁川(
河南省・許昌)のほうで暴威をふるっている。 その方面へは、やはり洛陽の朝命をう....
「三国志」より 著者:吉川英治
に鞭をつづけ、日夜をわかたず、南へ南へと風の如く逃げてきた曹操は、早くも中牟県(
河南省中牟・開封―鄭州の中間)――の附近までかかっていた。 「待てっ」 「馬をお....
「三国志」より 著者:吉川英治
が、御車を守護しつつ、闇を急いだ。――そして、幾日幾夜の難路を急ぎ、やがて箕関(
河南省・河南附近)という所の関所にかかると、その夜もすでに四更の頃、四山の闇から....
「三国志」より 著者:吉川英治
献言はできない。自分の浅慮を語るようなものだ」 程※はひとり戒めた。 黎陽(
河南省・浚県附近)――そこの対陣は思いのほか長期になった。 敵の袁紹と、八十余....
「三国志」より 著者:吉川英治
みな騎と車を見送っていた。かくて、夜の明けはなれる頃には、関羽はすでに、沂水関(
河南省・洛陽郊外)をこえていた。 ※陽の太守|王植は、すでに早打ちをうけとって....
「三国志」より 著者:吉川英治
であった。 時、建安十三年の秋七月という。夏侯惇は十万の大軍を率いて、博望坡(
河南省・新野の北方)まで迫ってきた。 土地の案内者をよんで、所の名をたずねると....
「三国志」より 著者:吉川英治
決してお恨みとは存じませぬ」 魏が全力をあげて来た征呉大艦隊は、すでに蔡・潁(
河南省・安徽省)から淮水へ下って、その先鋒は早くも寿春(
河南省・南陽)へ近づきつ....