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河合又五郎
「河合又五郎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
河合又五郎の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「坊っちゃん」より 著者:夏目漱石
だろう。太宰権帥《だざいごんのそつ》でさえ博多《はかた》近辺で落ちついたものだ。
河合又五郎《かあいまたごろう》だって相良《さがら》でとまってるじゃないか。とにか....
「山羊髯編輯長」より 著者:夢野久作
ねえ玉ちゃん。僕も実はスッカリ東京を喰い詰めちゃってね。はるばる九州クンダリまで
河合又五郎をきめて来たんだ。そうしてタッタ今、玄洋新聞社に這入って、記事を取って....
「寛永武道鑑」より 著者:直木三十五
と、自分で、叱りながら――然し、では、何うしていいのか、それは判らなかった。 (
河合又五郎の妹の婿故、助太刀に出なくてはならぬ。何故かなら、縁も無い旗本が、あれ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
て》の中の珠《たま》を取られたような形でいましたが、さりとて、上って来たその人は
河合又五郎でもなければ、阿部四郎五郎でもないから、立ち塞がるわけにもゆかず、呼び....
「我が円朝研究」より 著者:正岡容
てまた明晩、また一人また明晩、また一人また明晩、ついに三十六人目にようやくめざす
河合又五郎を斬って棄てめでたく仇討本懐を遂げるとともにようやく日延べつづきの興行....