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「河図〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

河図の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
聞いたごとく、サンタル人はもと虎を祖先と信じたのかと思う。『淵鑑類函』三二〇に『河図《かと》』を引いて五方の神名を列ね、西方|白帝神《はくていしん》名は白招拒《....
夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
語るところの、江水の流れからあらわれた大きな亀が、その背に負うていたという、あの河図に比すべきものであったかも知れない。しかるにそれはどうであろう。質素極まる仮....
物理学の要用」より 著者:福沢諭吉
星宿の変をみて禍福を憂喜し、竜といい、麒麟《きりん》といい、鳳鳥《ほうちょう》、河図《かと》、幽鬼、神霊の説は、現に今日も、かの上等社会中に行われて、これを疑う....
妖怪学」より 著者:井上円了
るを得ず。そもそも、陰陽五行の占法はシナ起源のものにして、八卦は伏犠氏のとき、『河図』の象によりて起こる。そののち禹王のとき、『洛書』と称して、洛水より大亀上が....
迷信解」より 著者:井上円了
のごときは方位にも関係あれば、ここに一言する必要ありと思う。もと九星は、シナの『河図洛書』のうち「洛書」にもとづきたるものということじゃ。易の八卦は「河図」より....